そういう時代なのか、私の環境がたまたまそうなのか。

最近、原爆に関する悲惨な資料を目にする機会がまったくないな、と思う。

そういえば「はだしのゲン」は、悲惨だという理由で学校図書館から撤去されたなんて話もあった。

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ある被爆者に関する映像で、ナレーションを担当した。

戦後72年、戦争体験のある人がどんどん少なくなる中で、自身の体験を、原爆なき世界を未来へ…という思いが、迫ってくる。

特に、原爆によって失われた家族に関する話…
70年を過ぎても、原爆はまだ人を苦しめ続けているのだ。



原爆によって焼けただれた皮膚の写真や、死体が積み重なる絵、原爆の記録は、悲惨の一言でしかない。

でもそれが、原爆。 戦争。


最近の戦争映画も、ドラマも、美し過ぎると思う。
ほこりまみれでも、瓦礫の中でも、美しい。


でも、現実は、きっと悲惨で、悲惨で、悲惨だ。



戦争を知らない私たちがつくる未来に

戦争体験者の方々が最後の声を上げている。