友人に「今観ておくべきアーティスト」と激推しされたピアニストのリサイタルへ。

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反田恭平さん。
 1994年生まれ、24歳の若きピアニスト。
長野市芸術館大ホールは2階席まで満員の聴衆。
デビューから2年、大変な人気者らしい。

へー、若いのにすごいなぁ…なんて呑気な感想は、演奏開始1音目から、覆されることになる。

ふわっと柔らかな音から、打ちつけるような激しさまで10本の指だけでこんなに多彩な音がでるのかと言うくらい鮮やかでありながら、
決して感情的にならない抑制の効いた、それでいて聴衆の心にすんなり響く不思議な音色。

手の動きがよく見える良席で、鍵盤を撫でるようにゆったりとしたかと思えば、背中を丸めて角度のある指使いとか、手の表情が存分に楽しめもした。

ベートーベンの名曲プログラム。

特に「月光」は、CMナレーションのBGMで共演(!)したこともある、ちょっと思い入れのある曲でした。いやぁ、名演奏。

これが24歳が紡ぐ世界とは。
たった1台のピアノ、たった1人のピアニストの作り出す世界にすっかり酔いしれた時間でした。
アンコールは4曲も披露してくれて、ホールは沸く、沸く。

パンフレットは完売、
物販購入特典のサイン会は長蛇の列、これが人気ぶりを表していました。

わかるなぁ、私もすっかり虜に。

今日の感動体験を反芻したがら、これからの活躍も追い続けることでしょう。