声のお仕事 mimmitのブログ

長野県を中心に活動するフリーのMC・リポーター・ナレーターのグループ。

2022年06月

冬に薔薇と書いて「ふゆそうび」と読みます。

実は長野市内では上映がこれからですが、
ご縁があり、5月に完成披露上映会に行かせていただき、
さらに、今月上旬に初日舞台挨拶付きで観にいきました。


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この映画は見るたびに新しい視点というか
感情が沸き上がる映画だと思います。

名だたる俳優陣がズラッと出演しており、
その役柄はみんなそれぞれ闇を抱えているような、寄る辺なき者たちの群像劇。

登場人物の誰に寄り添うかで見方が変わり、鑑賞後は違う味になるような映画だと思います。
そして、環境や立場は違えども寄り添えてしまう人物がきっといるかと。



主演の伊藤健太郎さんは本作がスクリーン復帰作。
阪本順治監督がオリジナルで脚本を手掛けています。
今まで爽やかなイケメン役や正義感溢れるカッコかわいい不良役などを
演じてきた伊藤さんですが、今回の役柄はこれまでにない
どうしようもないクズ役。
目でお芝居ができるところが彼の役者としての魅力でもあると思いますが、
その目が死んでいるような、、、(←これも芝居!)


どうしようもない。その裏には
過去から引きずってきたものがあったり、
両親との関係だったりもして。



いわゆる感動モノでも更生モノでもないお話ですが、
これまでのものを脱ぎ捨てて
新しい0ゼロからのお芝居をしている俳優伊藤健太郎さんに注目しながら観てほしいです。



私も市内で上映が始まったら、また観に行こうと思います。



冬の寒さの中で健気に咲く薔薇、冬薔薇。
阪本監督が2年前に実際に出会い、育てていた花だそうです。
そして、この脚本を手掛けるにあたり
伊藤さんと秘密の対談を2時間した後に描かれたお話とのこと。
そんな裏話も沢山舞台挨拶で聞かせていただきました。

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映画 冬薔薇 ぜひ!


最近見た映画、一昨日に続きご紹介。

今日は2020年に本屋大賞受賞された
凪良ゆうさん原作のお話。

2年前にこの本を読んだとき、とても胸が苦しくなり、
衝撃的だったことを覚えています。

この主人公たちを世の中は
被害者と加害者としかみないことに
苦しくて苦しくて
胸が潰されそうになりながら一気に読んでしまった作品でした。



SNSという誰もが発信できる媒体などに踊らされ
真実と事実が見抜けなくなっている今の社会に問いかけています。



そして丁寧に、かつ体を張って
表現している俳優さんたちのお芝居にも注目でした。
また、個人的にはロケ地が長野市と松本市ということで
とても身近な場所が随所に出てきて興奮しました。


お~知ってるここ!行ったことある!
そんな心の声がダダ洩れでもありました。
(ロケ地巡りができそうです)

きっと皆さんも沢山目にしている場所が
この映画の中で見られると思います。


苦しいけど、ラストは光が差して
見終わったときは、優しい気持ちにもなりました。


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流浪の月。


まだ6月ですよ…
 
まさかの高温が続く信州、いや日本列島。


「本当に暑いのはお盆のいっときだけだから」
なんて言っていたのは今は昔。


お山も朝から暑いです☀️☀️☀️


在宅ワークでは、電気代も気になるところ

バンバンエアコンってわけにはいきません


まずは

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首タオル始めました


体質なのか、年齢からくるものなのか
最近 首汗がすごいんですよね


zoom会議なんかでは、こんな姿は見せられませんが💦



こまめに動くことはエクササイズに匹敵する、と
言い聞かせながら、いい汗をかいて
家事を、仕事を頑張りましょう







再会のティータイム。

舞台は、こちら。
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そして、伝統のアップルパイをスタンバイ。
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さぁ、舞台は整った。

再会したのは、この方。
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左・元テレビ信州アナウンサー田村火織さん。
右・元テレビ信州アナウンサーいつものみどり。

私とかおりんは共にテレビ信州時代
一緒に、仕事もプライベートも過ごした仲間✨

東京行ったり
山梨行ったり
新潟行ったり

二人でいろんなところを休日巡ったものです。

久しぶりの再会で
思い出がとめどなく溢れ😆
時間はあっという間💦

「かおりーん✨」
「みーちゃーん✨」

と、いつもの呼び名で話し出したら、
会っていない期間は瞬く間に消去され(笑)
楽しいひとときでした。

テレビ信州アナウンサー時代
楽しかったなぁと。
苦しい事もお互い励ましあって
いたことも思い出しました。

有難う、かおりん。

週末のステキな軽井沢時間でした😄


みどりさんの記事に引き続き
私も最近、よく映画を見に行っているので
いくつかご紹介します。


今回はコレ。
「PLAN75」
もう衝撃的な内容で、最近見た中では一番印象に残っているお話です。
今の日本の社会問題に警報を鳴らしているかのよう。


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何がPLAN75かというと、
満75歳を迎えた高齢者はこれからの人生を
自分の意志で生死を選択でき、それを社会が保障してくれるという制度。
それが国会で可決、施行されたところからお話が始まります。


PLAN75を申し込む人は市役所で申請、
申請者には10万円が給付され、それは自由に使える。
その日を迎えるまでどう使ってもいい。
そんな説明を淡々と業務として説明する若い市職員。
身寄りがなく孤独な高齢者たちの想い、実態が
とてもリアリティに描かれていて


少子高齢化社会の日本、
医療・介護・その他様々な問題が絡んでくるなか
本当にこんなプランが施行されてしまうのか?と錯覚してしまうほどでした。
正直自分だったらどうするか、
家族や身内が75を迎えたらどうするだろう、、、と
考えさせられました。


重いテーマですが
今年のカンヌ国際映画祭で
「ある視点」の部門で出品され、特別賞を授賞された作品です。


こんなプランを考えなくてはならない日本ではなく、
高齢者が活き活きと生活できる
健康長寿な未来でありますように。


長野市内まだ上映しているかと思います。
よろしければ、ぜひ。







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