
ワンコなりに、何を感じているのでしょうか。
今日はmimmitメンバーと、また外部の有識者?の方々と、ディスカッションな1日。
奇しくもどの会話でも通底していたテーマが
「感性」でした。
何を感じ、どんな手段で表現していくのか。
難しいテーマです。
表現の繊細さを語る、最近注目した記事。
アメリカでの黒人差別への抗議デモ「Black Lives Matter」について、日本語訳の難しさについて書かれています。
「黒人の命は 大切」
「黒人の命も 大切」
「黒人の命こそ 大切」
「黒人の命が 大切」
…たった1文字の選択で、与える印象が変わる。
発するメッセージの意味が異なる、という話です。
だいたいの方向性は合ってるからいいじゃない、というようなざっくりした処理はできない問題です。
たった1文字で、言外に様々な背景や想いを巡らせることができます。
その感情に対して、人は敏感に反応してしまうのです。
人から言われた何気ない言葉に、傷ついたことが何度もあります。
悪意を持って、わざと言ってみたこともあります。
きっと、無意識な発言で誰かを不快にさせてきたことでしょう。
できることなら、もう誤解を与えるような発言を
したくない、と常々思っています。
でも、これがなかなか難しい。
言葉の一つ一つまで気を配れるか。
Black Lives Matter問題については
国語辞書編纂者の飯間浩明さんが、
「日本語には無助詞もあるので
黒人の命、大事だろ!と解釈している」との見解を示していました。
無助詞! なるほど。
日本語 奥が深い。
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