今日は次の長編ナレーションに向けての練習日。
読みにくい単語が沢山あるのです…

アクセント辞典片手に原稿と格闘している最中、ふと気になることが。


私がいつも自信を持って読んでいる単語のアクセント表記が、違っている!

…その単語は、私がナレーションの勉強を始めたばかりの頃に指摘されたもので、だから強く強く刷り込まれ、絶対の自信を持って読み続けてきた言葉です。

FullSizeRender


左) 22年前、初めて自分で購入したアクセント辞典。しかし初版はさらに10年遡った昭和60年でした。
約30年、この本が基本になってきたのです。

右は、2年前に大改訂された、まさに平成の時代感覚を取り込んだ最新版です。



30年、アクセントも随分変化しているようです。

他にも
気になる言葉を調べてみると…

IMG_6128




IMG_6129

「共存」「寄贈」
この二つはよく、濁るか濁らないかで議論されてきました。

本来の語源からすれば濁らない、と国語辞書にも明記されているけれど、一般的にはほぼ濁るほうで流通している言葉です。

20年前は、濁らない読み方で教わりました。


しかし平成版の辞書には、もう濁らない読み方は、主流ではなくなっていました。


新語・流行語大賞なんていうものがあるように、言葉は生きていて、常に変化し続けている。

日本語本来の美しさや秩序も保ちながら、時代の主流もしっかり見定めて、言葉の変化も柔軟に受け入れて、自分の知識もアップデートしていかなくちゃいけないな、と気づいたのでした。


…なーんて偉そうに書いてみたものの、
そもそも出身は山口県、母は和歌山県で若干関西訛りも混じりながら育ち、長野県に来て20年、信州訛りも自然に使えるようになって来た私。
さらには、すごいスピードで変化していく若者言葉をメディアで耳にしていく中で、もう何がスタンダードなのか「標準語」なのか、確信が持てなくなってきているのが、正直なところ。


長く携わってきたぶんだけ思い込みに囚われないように、やっぱり辞書を引き続けることになるんだなぁ…