連日、オリンピックから目が離せません!

たった今、これを書いている時に
スキージャンプ小林陵侑選手の金メダルが決まった瞬間を見ました。
長野オリンピック以来、24年ぶりの金メダル。おお~!
おめでとうございます!!



スピードスケートの競技アナウンサーをしている後藤です。
今日は男子5000mが行われました。
実は、スピードスケートを知っている人ほど、ツウな人ほど、
長距離が面白いと言います。


見るところはラップタイムです。
周回を重ねて、後半になればなるほど
落ちてくるのが普通です。
ところが!
速い選手は、そのラップタイムが殆ど変わりません。
どころか上げてきます!
これって凄いことなんです。


今日の5000mに出場した一戸誠太郎選手は、
年末の選考会で国内最高記録を樹立した時も
殆どラップが変わりませんでした。
勿論疲れているはずです。特に3000m過ぎたあたりからは一番辛いところ。
最後まで落ち幅なくラップを刻むことは本当に難しいことです。


しかし、世界はもっと強い!強者がいます!
数年前にエムウエーブでワールドカップが開催されたとき
外国人選手のラップタイムが信じられないぐらい速く、
観客だけでなく選手たちも感嘆の声を漏らすほどでした。

一戸選手はこの他1500m、マススタートレースにも出場予定です。
信州大学教育学部出身です。長野市に縁がある選手です。
ぜひこの後のレースにも注目してください。



また、男子1万メートルに出場する土屋良輔選手は、
最後ラップを上げてきます。
ロングレースですが、上げてくるラップににわか興奮していたので
一気に疲れがふっとんだことを記憶しています。
ぜひラップタイムに注目しながら見てみてください!

PIC000AE6


写真は2018年エムウェーブにて。優勝者インタビュー
土屋良輔選手 群馬県嬬恋村出身 
高校生の時から全日本の表彰台のトップに立っている選手です